石綿のことなら検体採取・分析・除去・処理まで。
結果報告までに数日を要する通常の石綿分析では、工期が定められた建物の解体・改修工事等の現場で十分な対応ができません。ミヤマは、試料採取から分析までを現地で行うオンサイト分析により、刻々と変化する現場環境に迅速に対応しながら、作業工程の管理と安全の確保を支援します。
ミヤマでは、アスベスト分野のスペシャリスト※1 が、石綿使用の有無に関する事前調査や建築物の解体・改修等に伴う空気中の石綿粉じん測定を行っています。検体の採取が困難、不安を感じるなどの場合は専門スタッフが対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
※1 (公社)日本作業環境測定協会:石綿含有率分析Aランク分析技術者
(公社)日本作業環境測定協会:石綿計数分析Aランク分析技術者
(一社)JATI協会:アスベスト診断士
(一財)日本環境衛生センター:建築物石綿含有建材調査者
※ RCF(リフラクトリーセラミックファイバー)分析も同時に行えます。
平成25年3月29日、「大気汚染防止法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。これにより、解体等工事の受注者には石綿使用の有無に関する事前調査と、発注者への調査結果等の説明が義務付けられます。(施行期日:公布の日から1年を超えない範囲内において政令で定める日から施行)
・建材中の石綿分析 石綿障害予防規則の施行により、建築物の解体作業等を行うときは、あらかじめ石綿使用の有無を目視や、設計図書等で調査し、その結果を記録することが義務付けられています。現在、対象の石綿は6種類。分析の結果、石綿含有率が0.1%以上は石綿規制対象物として扱われます。 |
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・空気中の石綿分析 建築物の解体・改修等の工事に伴う石綿粉じん測定。施設の解体前、解体中、解体後の敷地境界および養生内で空気中に浮遊する石綿繊維を採取し、総繊維数により現場の状況を把握します。 |
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対象試料 |
分析内容 |
準拠 |
分析方法 |
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吹付け材、建材等 |
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アスベスト含有の有無を 判定 (定性分析) |
JIS A1481-1 (2014) ISO22262-1 |
偏光顕微鏡(PLM), 電子顕微鏡(SEM)による方法 |
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JIS A1481-2 (2016) |
位相差顕微鏡による分散染色分析法 |
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JIS A1481-2 (2016) |
エックス線回折分析法 |
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アスベスト含有量を 求める (定量分析) |
JIS A1481-3 (2016) |
エックス線回折分析法 (基底標準吸収補正法) |
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JIS A1481-4 (2016) ISO22262-2 |
ポイントカウンティング法 |
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環境大気、作業環境等 |
アスベスト粉じん濃度 測定 |
アスベストモニタリングマニュアル第4.0版 (平成22年環境省) JIS K3850-1 (2016) 室内環境等における石綿粉じん濃度測定方法 |
位相差顕微鏡法,電子顕微鏡法など |
JIS A1481 (2014) は平成28年3月22日に改正されました。
・JIS A1481-1 (2016) :建材製品中のアスベスト含有率測定方法
第1部 市販バルク材からの試料採取及び定性判定方法
・JIS A1481-2 (2016) :建材製品中のアスベスト含有率測定方法
第2部 試料採取及びアスベスト含有の有無を判定するための定性判定方法
・JIS A1481-3 (2016) :建材製品中のアスベスト含有率測定方法
第3部 アスベスト含有率のエックス線回折定量分析方法
・JIS A1481-4 (2016) :建材製品中のアスベスト含有率測定方法
第4部 質量法及び顕微鏡法によるアスベスト定量分析方法
・JIS K3850-1 (2016) :空気中の繊維状粒子測定方法
・室内環境等における石綿粉じん濃度測定方法
(一社) JATI協会
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環境検査計測事業部 営業部
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