引火点試験

・廃油が特別管理産業廃棄物の引火性廃油に該当するかの判定基準にもちいられます。

引火点の測定

 

引火点は、規定条件下で試料を加熱していき、引火源を試料蒸気に近づけ着火するときの最低温度を測定します。

試験の種類

 
  タグ密閉式 迅速平衡密閉式(セタ密閉式) クリーブランド開放式
JIS 規格 JIS K 2265-1 JIS K 2265-2 JIS K 2265-4
測定範囲 引火点93℃までの液状の試料 引火点93℃までの固体または粘性の高い試料 引火点80℃以上の液状の試料
測定対象物 有機溶剤、石油など 固形アルコール、ゴムのり、塗料など 潤滑油、サラダ油など

引火点が70℃未満の燃焼しやすい揮発油類、灯油類、軽油類は特別管理産業廃棄物として扱われています。

 

必要試料量

予備試験を含め、150ml~200ml(g)必要です。

お問い合わせについて

引火点試験のお問い合わせは、
弊社営業担当又は下記までお気軽にどうぞ。

環境検査計測事業部 営業部
026-284-5114
kensa@miyama.net

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