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【CASE 5】 におい事例 ~会議室内に漂う謎の異臭~

お悩み

会議室内に漂う謎の異臭・・・成分と発生原因を教えて!

ご依頼状況

●問題の会議室は1ヶ月前(春先)に内装工事をしたばかり。

●工事後の引き渡し時には異臭は確認できなかった。

●異臭は客先で使用している原料・薬品とにおいの質が異なる。

究明開始

春先の引き渡し時には異臭はなかったという情報から、季節の移り変わりにより気温が上昇し、塗料等に残存していた有機溶剤が揮発し始めたことが原因では無いかと予想。

そこで室内空気の他、壁面・床面・オフィス家具等のあやしいと思われる箇所から有機溶剤をサンプリング。GC-MS分析で各箇所の有機溶剤濃度を分析しました。

分析の結果、室内空気のにおいの質と一致するのは「2-エチルヘキサノール」であることが判明。特に壁面から2-エチルヘキサノールが高濃度で検出しました。

※GC-MS分析:有機溶剤などの有機物を分離・同定できる分析

原因はコレだ!

2-エチルヘキサノールの発生源ですが、実は壁面・床面・オフィス家具等には2-エチルヘキサノール自体が使用されていませんでした。

2-エチルヘキサノールの最大の使用用途は、塩化ビニル樹脂の可塑剤(軟らかくする薬剤)であるフタル酸ジエチルへキシルやアジピン酸ジエチルへキシル等の原料です。

本件でも壁材の一部に塩化ビニル樹脂が用いられており、ここに含まれる可塑剤が分解して2-エチルヘキサノールが発生したと判明しました。

ミヤマでは、におい・かおり特定分析として異臭等の分析を承っています。 お悩み等がございましたら、「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。

関連情報
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今回の検査・分析項目

GC-MS分析 有機溶剤パッシブサンプリング

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