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【CASE 1】 におい事例 ~作業場内に漂う謎の異臭~

お悩み

作業場内に漂う謎の異臭・・・成分と発生原因を教えて!

ご依頼状況

●ご依頼のあった事業所は、部品の塗装を行っている。
●毎年夏場にスクラバー周辺から異臭が発生し、作業場内に臭気が漂う。
●異臭は使用する塗料とも異なり、発生原因について全く見当がつかない。

究明開始

夏場にはスクラバー循環水が腐敗して硫化水素を発生させ、悪臭を放つケースがよくあります。相談を頂いた時点でも最初にその可能性を疑いましたが、現場で確認したにおいの特徴は硫化水素とは異なりチーズの腐ったようなものでした。
早速、スクラバー内の循環水とガスサンプルを採取、ラボへ持ち込み、におい嗅ぎGC-MS法(スニッフィングGC-MS法)による分析を実施。この分析はにおいの成分とされる試料をGC-MS装置でクロマト分離し、そのにおいを分析者自身が鼻で嗅ぐことで、問題となっているにおいの原因物質を特定することができるものです。分析の結果、チーズの腐ったにおいは「n-酪酸」であることが判明。n-酪酸は人間の鼻脂のにおいとされ、とても不快なにおいの一種で、作業環境改善のためには対策が必要です。

原因はコレだ!

「n-酪酸」の試薬を持参しお客様に確認して頂くと、「このにおいで間違いないっ!!」とのことで成分の特定は完了。使用している塗料の成分と現場状況から、発生原因は1-ブタノールの酸化により「n-酪酸」が生成したものと推測。におい対策として、成分に合った消臭剤の提案等を行い、現地での実証試験を開始しました。
ミヤマでは、職場環境や工場周辺環境の測定から改善についてご提案いたします。 お悩み等がございましたら、「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。

関連情報
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今回の検査・分析項目

におい嗅ぎGC-MS法(スニッフィングGC-MS法)

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